コラム
Column
予防会が検査精度にこだわる理由
予防会について2025年7月10日

「検査を受けて陰性だったから、もう大丈夫」
その安心の裏側に、本当は「大丈夫じゃない人」が埋もれてしまうことが、性病検査にはあります。
予防会が性感染症検査の精度に徹底してこだわる理由はそこにあります。
30分で終わる検査だけでは、見逃してしまうことがある

最近は、「30分で結果がわかる性病検査」を打ち出す医療機関や検査所が増えています。
確かに便利ですが、これらは簡易迅速検査だけで完結しているケースが多く、
✔️ 検出感度が不十分
✔️ ひとつの方法だけでは正確な判定が出来ないリスクがある
という課題があります。
予防会は「一つの検査だけ」で終わらせない
例えば梅毒検査。
一般的な検査では TP抗体検査またはRPR抗体検査の単独検査だけで終わらせるケースが見られますが、
予防会では
✅ TP抗体検査
✅ RPR抗体検査
のいずれかで陽性となった場合、
さらに複数の検査法を組み合わせて追加で確認検査を行います。
これにより、
✔️ 擬陽性の除外
✔️ 感染時期の推定や活動性の有無
✔️ 治療の要否判断
まで踏み込んだ対応が可能となり、「見逃さない」「誤診しない」検査体制を実現しています。
検査精度は「いつ・どう採るか」で変わる
性病検査の精度は検査方法だけでなく、
✅ 検査を受ける時期
感染直後の潜伏期には体内の病原体(細菌やウイルス)量、抗体量が少ないために陰性となる場合があります。
✅ 適切な検体の採取
・尿の採取前は1時間排尿を控える
・膣分泌物は適切な部位から採取
しないと、検査感度が下がることがあります。
✅ 検体の取り扱い・輸送管理
温度、時間などの保存状態が不適切な場合、検査の精度が低下する可能性があります。
より安心できる検査にするために
予防会では
✔️ 適切な検査時期などをアドバイス
✔️ 採取前に採取方法をていねいに、わかりやすく説明
✔️ おりもの(膣分泌物)は自己採取が基本ですが、心配な場合は医師による採取も可能
などの検査精度を高める取り組みをしています。
「本当に大丈夫だった」と安心できる検査を

性病検査は「ただ受ける」だけでなく、「正確であること」が大切です。
予防会は
✅ 適切な検査時期・採取方法のサポート
✅ 精度の高い検査
✅ ていねいな結果説明
✅ 適切な治療提案
で、皆様の安心を支え続けています。
「大丈夫かな」と思ったその時、ぜひ予防会で検査を受けてみてください。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
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